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2026/8/17 ニュース

2027年ヨーヨー世界大会はカナダ・カルガリーへ。「World Return Top Contest」と表記された理由も探る

2027年ヨーヨー世界大会はカナダ・カルガリーへ。「World Return Top Contest」と表記された理由も探る

2026年8月、兵庫県姫路市で開催されたWorld Yo-Yo Contest 2026の会場で、2027年の世界大会開催地が発表されました。

開催地は、カナダ・アルバータ州のカルガリー。

会場で上映された発表映像はXにも投稿されており、「Calgary, Canada」の文字とともに、ひとつ気になる表記が確認できます。

「World Return Top Contest」

普段見慣れている「World Yo-Yo Contest」ではありません。

調べてみると、この「Return Top」という表現には、カナダにおける「YO-YO」の商標事情が関係している可能性があります。

また、カルガリーは日本から直行便でアクセスでき、カナディアン・ロッキーにも近い都市です。

2027年の世界大会は、競技そのものだけでなく、開催地という点でもかなり注目すべき大会になりそうです。

カナダでの世界大会は35年ぶり

今回の発表を見て「世界大会初のカナダ開催」と思った人もいるかもしれません。

しかし、世界大会の歴史を遡ると、1992年にカナダ・モントリオールで世界大会が開催されています。

IYYFによると、現在につながるWorld Yo-Yo Contestは1992年にDale Oliverによってスタートしました。

その最初の開催地がモントリオールです。

つまり2027年のカルガリー大会は、カナダでは1992年以来、35年ぶりの世界大会開催となります。

一方、IYYFが世界大会の運営を引き継いだ2014年以降に限れば、カナダでの開催は今回が初めてです。

2014年以降、Americas地域で開催された世界大会は、2016年、2019年、2024年といずれもアメリカ・オハイオ州クリーブランドでした。

2027年は、その開催地がアメリカではなくカナダへ移ります。

35年ぶりという歴史的な意味に加え、現在のIYYF体制では初のカナダ開催という点も、今回のカルガリー大会の大きな特徴です。

なぜ「World Yo-Yo Contest」ではなく「World Return Top Contest」なのか

今回の発表映像でもっとも気になるのが、「World Return Top Contest」という名称です。

単なる演出上の言い換えではない可能性があります。

カナダでは「YO-YO」が登録商標として残っている

カナダ知的財産庁(CIPO)の商標データベースを確認すると、「YO-YO」というワードマークが現在も登録されています。

登録は1946年。

「Toys and games」を対象とした商標で、現在のデータベース上でも有効な登録として確認できます。

一方、アメリカでは「yo-yo」という言葉について、1965年の裁判で一般名称であるとの判断が示されています。

つまり、「yo-yo」という言葉をめぐる法的な状況は国によって同じではありません。

ただし、ここで注意したいのは、「カナダではヨーヨーという言葉を使えない」という単純な話ではないことです。

カナダの競技団体でも一般的な文章の中では「yo-yo」という表現が使われています。

問題になり得るのは、大会名や商品名など、商標としての使用に近い場面だと考えたほうが自然でしょう。

カナダ全国大会も「Return Top Championship」

興味深いのは、カナダ国内の大会名称です。

2026年のカナダ全国大会は、

「Canadian National Return Top Championship」

という名称で開催されています。

そして、その開催地もカルガリーです。

つまりカナダの競技ヨーヨー界では、すでに「Return Top」という言葉が大会名称として実際に使用されています。

今回の世界大会発表映像に「World Return Top Contest」と表示された直接の理由について、主催者側から商標との関係を説明した公式発表は、現時点では確認できていません。

そのため「商標が理由でWorld Return Top Contestになった」と断定することはできません。

ただ、

・カナダでは「YO-YO」が現在も登録商標として確認できること
・カナダ全国大会が「Return Top Championship」という名称を使っていること
・2027年世界大会の発表映像にも「Return Top」が使われたこと

この3点を並べると、カナダ独自の商標事情が今回の表記に影響している可能性は十分に考えられます。

少なくとも、日本やアメリカの大会ではあまり意識することのない事情が、2027年大会の名称から見えてくるのは興味深いところです。

なお、「World Return Top Contest」が2027年大会の最終的な正式名称になるのか、カナダ国内で使用する名称なのかについても、今後の公式発表を待つ必要があります。

開催地カルガリーはどんな街?

カルガリーは、カナダ西部・アルバータ州にある都市です。

人口100万人を超える大都市でありながら、西へ向かえばすぐにカナディアン・ロッキーが広がっています。

1988年には冬季オリンピックも開催されました。

都市としての利便性と、カナダを代表する大自然へのアクセスを両立しているのがカルガリーの特徴です。

世界大会とバンフを同時に楽しめる

カルガリーまで行くのであれば、候補に入れたいのがバンフです。

世界的に知られるバンフ国立公園はカルガリーの西側にあり、車でおよそ1時間半ほど。

カルガリーを起点に、

世界大会を観戦

大会終了後にバンフへ移動

カナディアン・ロッキーを観光

という旅行も十分に現実的です。

バンフ周辺には、レイク・ルイーズをはじめ、カナダを代表する景勝地が数多くあります。

世界大会への遠征に1〜2日追加するだけでも、かなり内容の濃い旅行になりそうです。

これまで世界大会への渡航を「大会を見るためだけの海外遠征」と考えていた人にとっても、2027年は少し違った選択肢になるかもしれません。

日本からカルガリーへは直行便もある

海外大会で大きな問題になるのが移動です。

その点、カルガリーは日本から比較的アクセスしやすい北米都市のひとつです。

カルガリーの空港は、YYC Calgary International Airport。

WestJetが東京・成田とカルガリーを結ぶ直行便を運航しています。

2027年の世界大会開催時にどのような運航スケジュールになるかは今後確認する必要がありますが、現在の路線が維持されれば、東京から乗り継ぎなしでカルガリーへ向かうことができます。

これは世界大会遠征という視点ではかなり大きなポイントです。

アメリカ国内での大会の場合、日本から北米へ渡ったあと、さらに国内線へ乗り継ぐケースも少なくありません。

ヨーヨーや撮影機材など荷物が多くなりがちな世界大会遠征では、乗り継ぎがひとつ減るだけでも移動の負担はかなり変わります。

北米開催でありながら、日本から一本で開催都市まで入れる可能性がある。

カルガリーは日本の選手や観客にとっても、比較的行きやすい開催地と言えそうです。

カルガリーで食べたいもの

大会期間中の楽しみとして、現地の食事も外せません。

カルガリーを訪れるなら、まず候補になるのがアルバータビーフです。

アルバータビーフ

アルバータ州はカナダでも畜産業が盛んな地域として知られています。

カルガリー市内にもステーキを提供するレストランが多く、現地らしい食事としてはまず選択肢に入るでしょう。

世界大会の決勝後にアルバータビーフを食べる、というのもカルガリー大会らしい過ごし方になりそうです。

カルガリー生まれのGinger Beef

もうひとつ覚えておきたいのが「Ginger Beef」です。

細切りの牛肉を揚げ、甘辛いソースで仕上げた中華系の料理で、現在ではカナダ各地で食べられています。

その発祥地とされているのがカルガリーです。

日本ではあまり馴染みのない料理なので、世界大会期間中に一度試してみるのもよさそうです。

カクテル「Caesar」もカルガリー発祥

お酒を飲む人なら、「Caesar」もカルガリーを代表するもののひとつです。

Caesarはウォッカをベースに、クラマトジュースなどを使ったカナダを代表するカクテル。

1969年にカルガリーで考案されたとされています。

アルバータビーフ、Ginger Beef、Caesar。

世界大会以外にも、カルガリーに行ったからこそ楽しめるものはかなりあります。

2027年、世界大会はカルガリーへ

2026年の姫路大会を終え、次のWorld Yo-Yo Contestはカナダへ向かいます。

開催地はカルガリー。

カナダでの世界大会は1992年のモントリオール以来35年ぶりで、現在のIYYF体制になってからは初めてです。

そして発表映像に現れた「World Return Top Contest」という名称。

カナダで現在も「YO-YO」が商標として登録されていることや、国内大会がすでに「Return Top Championship」という名称を採用していることを考えると、2027年大会は普段とは少し違う名称で開催される可能性もあります。

ここについては、今後発表される正式名称にも注目したいところです。

さらに、カルガリーは日本から直行便でアクセスできる可能性があり、世界大会の前後にはバンフやカナディアン・ロッキーまで足を伸ばせます。

世界大会を観る。

アルバータビーフを食べる。

そしてカナディアン・ロッキーを見る。

2027年のカルガリー大会は、「世界大会だから行く」だけではなく、「カルガリーだから行ってみたい」と思える開催地になりそうです。

今後、開催日や会場、正式な大会名称などが発表されれば、VYNDY.でも続報をお伝えします。

情報元・関連リンク

2027年世界大会の開催地発表映像
https://x.com/Rei_4A/status/2088915400767480297

JYYFによる投稿
https://x.com/jyyf/status/2088927881657495647?s=20

IYYF World Yo-Yo Contest
https://iyyf.org/world-yo-yo-contest/

カナダ知的財産庁「YO-YO」商標情報
https://ised-isde.canada.ca/cipo/trademark-search/190912?lang=eng

Canadian National Return Top Championship
https://canadanationals.com/

Canadian Yo-yo Association
https://www.canadayoyo.ca/

WestJet 東京―カルガリー線に関する発表
https://www.westjet.com/en-ca/news/2025/let-s-tokyo--westjet-bolsters-connectivity-between-calgary-and-j

Tourism Calgary
https://www.visitcalgary.com/

まずは、世界大会の会場で上映された2027年カルガリー大会の発表映像をチェックしてみてください。

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